6.私達はロック文化から逃れられない
以上、脳科学・近代西洋史・ポップミュージックのルーツと本質を組み合わせて見ると
今やポップミュージックやロックの蔓延及びその作用により、私達を含め世界中の人々の
人類脳≒理性・良心による原始的哺乳類脳≒感情及び爬虫類脳≒本能への制御が
だんだん怪しくなっているという現実が分かります。
つまり、人間から動物への退化、文明の維持困難の可能性は、
世界を覆いつくし私達の日常にすら潜んでいるといえます。
なぜなら現代で、ポップミュージックやロック等と無縁の生活を送ることは、かなり困難ですから。
街を歩き、店に入り、或いは自宅でもTVをつけたら、
ほぼ確実に、ロック&ポップスがBGMとして耳に入ります。
J-POPもアニソンも、ロック&ポップスの一種であることには変わりません。
さらに1970年代後半以降は、テクノやラップという、
ロックと同じか下手すればそれ以上に中毒性が高く、
退化圧力の強い音楽が蔓延しています。
テクノはロックから派生しており、
ラップにいたっては米国黒人音楽の先鋭的な部分を抽出したものであり。
つまりロック以上の危険な存在といえます。
そして、今やビートルズで青春を送った世代が還暦です。
つまり、ロックは世界中を覆い尽くし、私達の日常にまで浸透しています。
残念ながらロック中毒者の割合はかなり高いと見た方がよいでしょう。
例外の方は思うより少なく、潜在的中毒者はかなり多いと。
それらによって、殆どの人々が退化の危険と常に隣り合わせであると
対策は、ロック文化の排斥・・・ではありません。
依存的快楽性刺激物に対する需要は、人の欲望やネガティヴに根差している為、
排除はほぼ不可能であり、無理に規制すれば地下で流通するか、
他のもっと危険なものに取って代わられるだけですから。
放置してよいものではありませんが、禁止してどうにかなるものではありません。
禁止すべきは麻薬などのようなあからさまに危険なものだけにして、
それ以外は如何に制御するかを考えるしかないと思います。
ロックは排斥するべきではありませんが、その悪影響には注意を向け、
制御していかなくてはなりません。
そのために必要なことは、メカニズムを解き明かすこと、自覚すること、そしてそのメカニズムを
出来るだけ多くの人々に伝え、必要な場合には自覚していただくこと、
といったことが現在考えられます。
そのための一歩として当方は、こちらの本の書評を書かせていただきました。
また、こちらの本もあわせて読まれるとさらに良いかと思われます。
ビートルズをはじめとするロック&ポップスの背景にあるものを書いた書物です。
タヴィストック洗脳研究所 (単行本)
ジョン・コールマン (監修)
以上、全体的に半端且つ場所によっては極端になってしまいましたが、
掘り下げた内容や続きとなることは、また別に書かせていただきたいと思います。
今回は以上で失礼します。











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